菊花展の季節 [植物]
菊花展の季節です。
あちこちの神社で『菊花展』が始まっています。
何となく、私は菊の花というと、地味が感じがしていました。
私は華やかな花やかわいい感じの花が好きだったので。
しかし、菊花展の花を見ると、
見事な大輪の花や仕立てが鮮やかで華やかで魅せられます。
気品があり、その堂々とした姿はずっしりと見ごたえがあります。
私の近くでも、菊が好きであろう人の玄関先や庭先に出会うことがあります。
盆栽が好きな人と同様に菊を仕立てることを楽しんでいるのでしょう。
ところで、菊にはいろいろな種類があります。
最近ではスプレー菊といって、洋花と合わせてもおかしくない種類があり、
こちらはアレンジしやすい種類です。
菊には、大菊・中菊・小菊があり、
花の形によってそれぞれ呼び名が異なっています。
『菊花展』で見られる大菊はとても見事ですね!
菊の仕立て方にもいろいろあり、
三段仕立て、千輪咲、懸崖づくり、人形とか、
いろいろあるようです。
小菊でよく上から下にかけて、
だんだん細くなる長細いハートの形をしているのを
見かけることがあります。
これは『懸崖(けんがい)づくり』というらしいです。
難しい字ですね~!!
ところで菊は一つの花ではなく、
花弁一つ一つが花で、それが寄り集まってできているそうです。
この仲間に、たんぽぽやコスモス、ガーベラ、マーガレットもあります。
そうなんですね~!!
そして、菊は日本の国花なんですよ、知っていましたか?
日本の国花は、菊と桜の2つです。
鎌倉時代の初め後鳥羽上皇が菊の花の意匠を好み、
「菊紋」を天皇家の家紋とした頃から日本を象徴する花となったようです。
菊の原産地は中国で、その頃は不老長寿の妙薬とされ、
霊力を持つといわれたそうです。
何となく納得ですね!
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